专利摘要:

公开号:WO1992009643A1
申请号:PCT/JP1991/001642
申请日:1991-11-29
公开日:1992-06-11
发明作者:Kazuhiko Tamai;Kazuya Yonezawa
申请人:Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha;
IPC主号:C08F20-00
专利说明:
[0001] 明 細 害
[0002] ポリ ビュル系重合体とその製造方法
[0003] &術分野
[0004] 本発明は、 新規なボリ ビニル系重合体及びその製造方法に閼 する。 更に詳しく は、 グリ シジル基を舍有した、 機械的性質、 耐熱性、 染色性、 塗装性等の改蓥されたボリ ビニル系重合体及 びその製造方法に閲する ·
[0005] 背聂技術
[0006] ポリ ビニル系重合体の機械的強度、 耐熱性等を改良する目的 で他のビュルモノ マー類を 1種あるいは 2種以上共重合させる 方法が知られている, しかし乍ら、 このような方法で製造され るポリ ビュル系重合体は、 必ずしも充分な特性の向上が見られ ず、 更なる改良が要請されている,
[0007] たとえば、 特開昭 5 4 — 2 9 6 2 7 には、 メチルメ タク リ レ ー ト、 ターシャルブチルメ タク リ レー ト、 ェチルァク リ レー ト のそれぞれとグリ シジルメタク リ レー トの重合休をレジス ト膜 に用いた場合、 パターンを作成する時の実用感度がポリメチル メタク リ レー トの 1 0〜 2 0倍に向上し、 また基板に対する接 著性、 解像性が好ましく、 また熱変形温度が高くなることが示 されている,
[0008] しかし、 ダリ シジルメ タク リ レー ト変性ボリ メ タク リ レー ト あるいはグリ シジルメ タク リ レー ト変性ボリスチレンは、 高温 条件下では分解されやすく耐熱性が充分でないという問題があ る。 即ち、 他の樹脂と混連する際、 高温条件下ではグリ シジル メタク リ レー ト変性ボリメタク リ レー ト等の分解が甚だしく、 柑溶化剤としての機能を充分果たすことができないという問題 がある。
[0009] 本発明o :は、 グリ シジル基を有する特定の化合物を共重合する ことにより、 上記問題を解決するポリ ビニル系重合体を提供す ることを目的とする。
[0010] 発明の開示
[0011] 即ち、 本癸明の第 1は、 ビュルの操り返し単位数 2 - 1 0 0 0偭あたりに、 下記一般式 ( I )
[0012] H-C-H
[0013] ( I )
[0014] R-C-C-iiHCH2-Ar
[0015] (式中、 A rはグリ シジルォキシ基を少なく とも 1つ以上有す る C4 一 C,3の芳香族炭化水索基を示し、 Rは水素原子又はメ チル基を示す, )
[0016] で表わされるグリ シジル基を持つ構造単位 1 ffiを有するボリビ ニル系重合体を、
[0017] 本発明の第 2は、 (A) ビュルモノ マーと、 (B ) 下記一般 式 (ΒΠ
[0018] CH2=C-C-NffCHr-Ar
[0019] I II ( I )
[0020] R 0
[0021] (式中、 Ar、 Rは、 一般式 ( I ) の場合と同じ)
[0022] で表わされるグリ シジル基を持つ化合物とを、 (C) ラジカル 重合開始荊を用いて共重合体させることを特徴とするボリ ビニ ル系重合体の製造方法を、
[0023] それぞれ内容とするものである。
[0024] 発明を実施するための最良の形蕙
[0025] 以下、 本発明について詳細に説明する,
[0026] 本発明において、 下記一般式 ( I )
[0027]
[0028] (式中、 A r はグリ シジルォキシ基を少なく とも 1つ以上有す る 一 C,3の芳香族炭化水素基を示し、 Rは水素原子又はメ チル基を示す, )
[0029] で表わされるグリ シジル基を持つ構造単位は発明の重要な構成 要素で、 分子内にそれぞれ少なく とも 1偭以上のァク リルアミ ドとグリ シジル基を持つ化合物に由来する * このような化合物 は、 特開昭 6 0 — 1 3 0 5 8 0号に記載されたような方法で製 造することができる, 例えば、 出発物質として 2 , 6—キシレ ノールと N—メ チロールアク リルア ミ ドを用いた場合には、 下 記構造式 (IV) (IV)
[0030]
[0031] で表わされる化合物を得ることができる *
[0032] 本発明のポリ ビュル系重合体は、 ビュルの操り返し単位数 2 一 1 0 0 0偭、 好ましく は 2— 2 0 0倔あたりに、 上記一般式 ( I ) で示されるグリ シジル基を持つ構造単位 l ffiiを舍有する, 一般式 ( I ) の樣造単位中のァミ ド桔合は染色性や塗装性を改 善し、 グリ シジル基は機械的強度、 耐熱性のほか他の榭脂成分 とプレンドした際の親和性向上に寄与する。 一般式 ( I ) で示 されるグリ シジル基を持つ構造単位の割合が上記より も少ない と、 特性改兽効果が充分には得られず、 多すぎると熱可塑性が 損なわれるなど、 ボリ ビエル樹脂本来の性質が失われてしまう ため好ましく ない。 ボ、) ビニル系重合体において、 一般式 (
[0033] I ) で示される構造単位はポリマー主鎮中にランダムに存在し ても、 またブロック等規則的に存在しても、 また分子末翁に存 在してもよいし、 グラフ トとして存在してもよい · ポリ ビュル 系重合体の分子量は特にこだわらないが 3, 000〜1 , 000 , 000 が 好ましく、 更に 5, 000 〜300, 000 がより好ましい,
[0034] 本発明の変性ボ " ビュル系共重合体の製造方法には特に制限 はないが、 以下に示す方法が好適に利用できる, すなわち、
[0035] ( A ) ビュルモノ マーと、. ( B ) —般式 ( m )
[0036] CH8=C-C-NHCH2- Ar
[0037] I II ( I )
[0038] R 0
[0039] (式中、 A r、 Rは、 一般式 ( I ) の場合と同じ)
[0040] で表わされるグリ シジル基を持つ化合物とを、 ( C ) ラジカル 重合開始剤を用いて溶液中あるいは水及び分散剤存在下で共重 合させる方法等が挙げられる。
[0041] 本発明で用いられるビュルモノ マーとしては、 スチレン、 メ チルメ タク リ レー ト、 ブチルァク リ レー ト、 2 —ヒ ドロキシァ クリ レー ト、 ト リ メ チロールブロノ、·ン ト リァク リ レー ト、 ェチ レングリ コールジメタク リ レー ト、 アタ リ ロニ ト リルあるいは メチルビエルエーテル、 ェチルビュルエーテル、 イ ソプロビル ビュルエーテル、 n—プロ ビルビュルエーテル、 イ ソブチノレビ ニルエーテル、 n—ア ミルビニルエーテル、 イ ソア ミノレビュル エーテル、 2 —ェチルへキシルビュルエーテル等のビュルエー テル類が挙げられ、 これらは単独又は 2種以上組み合わせて用 いられる。
[0042] また、 本発明によるビュル系重合体は、 上記のビュルモノ マ 一と、 エチレン、 プロ ピレン、 ブテンあるいはジェン類といつ たォレフィ ンモノマーを併用することによっても合成できる。 これらは、 ビュルモノ マー群より 1種以上及びォ レフィ ンモノ マー群より 1種以上を組み合わせて用いられる *
[0043] 一般式 ( ΙΠ ) で表される化合物 ( B ) は、 例えばフ Λノール 性水酸基を少なく とも 1つ以上有する芳香族炭化水素と、 N— メ チロールァク リルアミ ドあるいは N—メチロールメ タク リル ア ミ ドあるいは、 N—メ チロールアク リルア ミ ドまたは N—メ チロールメ タク リルアミ ドのアルキルエーテル绣導体 (以下、 これらを N—メチロールアク リルアミ ド類という ) を酸賅媒で 縮合させた後、 フ ノール性水酸基をグリ シジル化することに より容易に得られる,
[0044] たとえば出発物として、 2 , 6—キシレノールと N—メ チロ 一ルァク リルァ ミ ド類を用いた場合、 下記構造式 ( V ) で表さ れるグリ シジル化合物を得ることができる,
[0045] (式中、 R ' は水素原子またはメチル基を示す) また出発物 質として、 オル トクレゾールと N—メチロールアク リルアミ ド 類を用いた場合、 下記構造式 (VI) で表されるグリ シジル化合 物を得ることができる。
[0046]
[0047] (式中、 R, は水素原子またはメ チル基を示す)
[0048] 本発明で用いられる重合開始剤 ( C ) としては、 一般に用い られるラジカル重合開始剤が用いられる, たとえばクメ ンヒ ド 口ペルォキシ ド、 第三ブチルヒ ドロペルォキシ ド、 ベンゾィル ペル才キシ ド、 ラウロイルベルォキシ ド、 デカノ ィルペルォキ シ ド、 ァセチルペルォキシ ドのようなペルォキシ ド系、 あるい はァゾビスイソプチロニ ト リルのようなァゾ化合物が単独又は 2種以上組み合わせて用いられる *
[0049] 以下、 実旌例によって本発明をさらに具体的に銳明するが、 本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
[0050] 尚、 以下の記載において、 Γ部」 及び 「%J は特に断らない 限り、 それぞれ 「重量部 j 及び 「重量%J を意味する * 参考例
[0051] 4 ーァク ルアミ ドメチルー 2 , 6 ージメ チルフエノール 1 0 2.6部、 ェビク ロルヒ ドリ ン 1 8 1部及びベンジル ト リ ェチ ルァンモユウムクロリ ド 2.2 7部の混合物を 1 0 0 'Cで 3 0分 間攆拌した。 この反応混合物を 5 0てに冷却し、 5規定水酸化 ナ トリ ウム 1 4 7部を R拌下 1 0分で滴下し、 その後 4 5〜 5 0 で 1時間携拌した,
[0052] これを室温まで冷却し、 メチルイ ソプチルケ ト ン 1 2 0部及 び水 5 0 0部を加えて分液した, 有機層を 3 0 0部の水で 3回 水洗し、 無水疏酸ナ ト リ ゥムで脱水した後溶剤を滅圧留去して N— { 4 - ( 2 , 3—エポキシプロボキシ) 一 3 , 5—ジメチ ルフエニルメチル } ァク リルァミ ドを得た, JIS K 7236の方法 で測定したエポキシ当量は 2 7 1、 融点は 9 0〜 9 2 であつ た。
[0053] 実施例 1
[0054] スチレンモノ マー 9 8, 8 0 g ( 0.9 5aol) 、 参考例で合成 した N— { 4一 ( 2 , 3—エポキシプロボキシ) 一 3 , 5—ジ メチルフエニル》 アク リルアミ ド 1 3.0 5 g ( 0.0 5齲 ol ) 及 びべンゾィルバーオキサイ ド 0, 6 7 g ( 2.8 X 1 0 -'ηοΐ) を ケン化度 8 9 %のボリ ビニルアルコール 2· 0 gを溶解したィォ ン交換水中に一括投入し、 8 5でで 4時髑攙拌した * 放冷後濂 過し、 ビーズ状の生成物を得た, これを塩化メチレン 2 0 0 に溶解させ、 メタノール 2 0 0 0 «£中に徐々に滴下した後濾過 し、 得られた白色粉末を 6 0でにて減圧乾燥した β 乾燥後の粉 未の重量は 9 4.3 6 gであった。
[0055] このようにして得られたボリビュル系重合体の G P Cより箕 出した数平均分子量、 JIS K 7236の方法で測定したエポキシ当 量、 ならびに熱重量分圻により測定した 5 %重量滅少温度を第 1表に示す,
[0056] この変性ボリ ビュル系重合体は、 ビュルの操り返し単位 1 9 , 8偭当りに構造式 (IV) の化合物由来の構造単位を 1佃有する ものであった,
[0057] 尚、 数平均分子量及び 5 %重量減少 S度はそれぞれ下記の方 法で測定した ;
[0058] 数平均分子量:
[0059] ボリ ビニル系重合体の数平均分子量は、 日立製作所の液体ク 口マ トグラフ (型式 65 5 A— 1 2 ) に昭和電工 (Coluan No. 901154)の力ラムを接繞し、 クロ口ホルムを溶媒として測定し た · 数平均分子量は、 樣準ポリスチレンを用いて作成した分子 量検量線より求めるポリスチレン換算の値である。
[0060] 5 %重量滅少温度:
[0061] ボリ ビュル重合体 1 0 igを理学のプログラム温度コン トロー ラ (型式 P TC— 1 0 A) を用いて、 2 0 ·(:から 5 0 0てまで 1 0で 分の昇温速度で加熱して測定した · 5 %重量滅少溢度 は上記速度で昇温したときにポリビュル重合体の重量が昇温前 の重量の 9 5 %となるときの ¾度である, .
[0062] 実施例 2
[0063] スチレンモノマー 83.2 g (0.8 0»ol) 、 参考例で合成し た N— { 4一 ( 2, 3—エポキシプロボキシ) 一 3, 5—ジメ チルフェュルメ チル } ァク リルァ ミ ド 52· 2 & ( 0.2 0 *ol) 及びべンゾィルパーォキサイ ド 0.6 7 g ( 2.8 X 1 0 -3mol) をケン化度 8 9 %のボリ ビュルアルコール 2· 0 gを溶解したィ オン交換水中に一括投入し、 8 5 ΐで 4時間 ¾拌した。 放冷後 濂過し、 ビーズ状の生成物を得た, これを塩化メチレン 2 0 0 *ίに溶解させ、 メタノール 2 0 0 0 W中に徐々に滴下した後 ¾ 過し、 得られた白色粉末を 6 0 'Cにて滅圧乾燥した。 乾燥後の 粉末の重量は 1 1 0.3 2 gであった。
[0064] このようにして得られたポリ ビュル共重合体の G P Cより箕 出した数平均分子量、 JIS 7236の方法で測定したエポキシ当 量、 ならびに熱重量分折により測定した 5 %重量缄少温度を第 1表に示す,
[0065] この変性ポリ ビュル系重合休は、 ビュルの操り返し単位 4. 4個当りに構造式 (IV) の化合物由来の構造単位を 1偭有する ものであった,
[0066] 実施例 3
[0067] メチルメタク リ レー ト 75· 0 0 g (0.7 5 Hoi) 、 参考例で 合成した N— { 4一 ( 2 , 3—エポキシプロボキシ) 一 3 , 5 ージメ チルフ Λ二ルメ チル } アク リルアミ ド 65· 2 5 g ( 0.2 5 «ol) 及びァゾィ ソブチロニ ト リル 8· 2 0 g ( 0, 0 5 »ol) をメチルェチルケ ト ン 6 0 0 Wに溶解したモノマー溶液をメチ ルェチルケ トン 1 0 0 «£中に、 N2 棼囲気にて速流及び攬拌下 4時間かけて滴下した後、 更に運流下 2時間攆拌を行い、 統ぃ てァゾイソプチロニ ト リル 3.3 0 g ( 0.0 2 ROI) のメチルェ チルケ トン ( 1 0 0 «2) 溶液を添加し、 添加後更に還流下で 2 時間攙拌した。 放冷後據過を行い、 撖液を滅圧下留去し、 得ら れた反応混合物をァセ ト ン 5 0 0 ι£に溶解し、 メタノール 5 0 0 0 fltf中に徐々に滴下した後、 メタノール層をデカ ンテーシ s ンで除き、 更に数回 5 0 O fltfのメタノールで洗浄した, ここで 得られたポリマーをアセ トンに溶解することにより回収し、 ァ セ トンを狨圧下留まし、 白色粉末 9 2· 4 0 gを得た,
[0068] このようにして得られたボリ ビュル系重合体の G P Cより箕 出した数平均分子量ならびに JIS K 7236の方法で測定したェボ キシ当量ならびに熱重量分折により測定した 5 %重量滅少温度 を第 1表に示す,
[0069] この変性ポリ ビュル系重合体は、 ビュルの操り返し単位 4 . 5個当りに構造式 (IV ) の化合物由来の構造単位を 1個有する ものであった,
[0070] 比較例 1
[0071] スチレンモノマー 1 0 4. 0 0 g ( 1. 0 0 aol ) 及びべンゾィ ルバーオキサイ ド 0. 6 7 g ( 2. 8 X 1 0 - 3«o l ) をケン化度 8 9 %のボリ ビュルアルコール 2· 0 gを溶解したィォン交換水中 に一括投入し、 8 5てで 4時間攬拌した, 放冷後 «過し、 ビー ズ状の生成物を得た。 これを塩化メチレン 2 0 0 Wに溶解させ、 メタノール 2 0 0 0 中に徐々に滴下した後據通し、 得られた 白色粉末を 6 0 ΐにて滅圧乾燥した, 乾燥後の粉末の重量は 8 9. 3 5 gであった。
[0072] このようにして得られたボリ ビュル系重合体の G P Cより算 出した数平均分子量ならびに熱重量分折により測定した 5 %重 量缄少瑟度を第 1表に示す。
[0073] 比較例 2
[0074] メチルメタク リ レー ト 1 0 0. 0 0 g ( 1. 0 0 iol ) 及びァゾ イソブチロニ トリル 8. 2 0 g ( 0. 0 5 uo l ) をメチルェチルケ ト ン 6 0 0 jrfに溶解したモノ マー溶液をメ チルェチルケ ト ン 1 0 0 W中に、 N, 雰囲気にて還流及び攬拌下 4時間かけて滴下 した後、 更に還流下 2時間探拌を行い、 耪いてァゾビスイ ソブ チロニ ト リル 3» 3 0 g ( 0.0 2 nol ) のメチルェチルケ ト ン ( 1 0 0 «£) 溶液を添加し、 添加後更に還流下で 2時閾提拌し ナ" 放冷後 ¾通を行い、 據液を滅圧下留去し、 得られた反応混 合物をァセ ト ン 5 0 0 ι£に溶解し、 メタノール 5 0 0 中に 徐々に滴下した後、 メタノール層をデカンテーシ s ンで除き、 更に数回 5 0 0 Λ のメタノールで洗浄した。 ここで得られたポ リマーをァセ ト ンに溶解することにより回収し、 アセ ト ンを滅 圧下留去し、 白色粉末 8 3.9 5 gを得た,
[0075] このようにして得られたボリビュル系重合体の G P Cより算 出した数平均分子量及び熱重 S分圻により測定した 5 %重量滅 少温度を第 1表に示す,
[0076] 第 1 表
[0077]
[0078] 実施例 4、 比較例 3
[0079] A S TM D— 1 2 3 8の方法で測定したメル ト フローレ一 トが 6 g / 1 O iiin であるエチレン一酢酸ビュル共重合体 (Ξ 并 · デュポンポリケミカル株式会社製: E V A F L E X 2 6 0 ) 1 0 0部に対して参考例で合成した N— { 4 一 ( 2 , 3— エポキシプロボキシ) 一 3 , 5—ジメ チルフエニルメチル) ァ ク リルアミ ド 7部、 さ らに α , ' 一ビス ( t一ブチルバーオ キシー m—イソプロピル) ベンゼン (日本油脂株式会社製:パ ーブチルー P) 0.1部を常温で加え混合したものを 2 2 0 に 設定し-た二輪押出機 (池貝鉄鋼株式会社製: P CM— 3 0 ) に 毎時 4Kgの速度で供耠した, 押出反応物を水で冷却しペレツ ト 化した後、 8 O 'Cで 3時間滅圧下乾煶した。
[0080] 得られた乾燥ペレツ トを 1 2 0 'Cに加熱したキシレンに溶解 した後、 そのキシレン溶液をァセ トン中に滴下し変性樹脂を再 沈紫させることにより未反応の変性剤及び変性剤の単独重合体 を取り除き、 再沈殺後の変性樹脂中に含まれる窒素原子の元索 分圻値及び FT— I R法によるエポキシ基の分圻值から変性剤 のグラフ ト量を求めると 4, 6 %で、 グラフ ト反応率は 7 0 %で あった。
[0081] この変性ボリ ビュル系重合体は、 エチレン—酢酸ビュル共重 合体の橾り返し単位 1 5 6. 8個当りに構造式 (IV) の化合物 由来の構造単位を 1偭有するものであった *
[0082] 上記で得られたポリ ビュル系重合体を用い、 下記の要領にて 接着性の評価を行った
[0083] 尚、 比較のために、 未変性のポリ ビュル系重合体 (エチレン 一酢酸ビニル共重合体 ··三井♦ デュポンポリケミカル株式会社 製 EVAF L E X 2 6 0 ) についても同様の評価を行った。 試料作成方法:
[0084] 実施例 4により製造した乾燥ペレツ トを液体窒素 S度で凍結 し粉砕した。 その粉末を 2枚の基林 (0.2«»ffl厚アルミニウム 板 :幅 2 5»· 長さ 1 0 0«,) の感に均一に乗せた後、 油圧式 圧縮成形機で 2 0 0 2 O Kg/cn' で 2分間加圧し拭料を作 成した,
[0085] 尚、 比較のための未変性のポリ ビュル系重合休についても、 上記と同様の方法で轼料を作成した。
[0086] 測定方法:
[0087] T字剝離強度 ( J I S K 6 8 5 4 ) に準じて、 以下のよ うにして T字剝離強度を測定した ( n = 5 ) .
[0088] 轼験片の接着部分の一端をあらかじめ約 1 0麟!!剝離させ、 両 方を試联機 (島津製作所製ォー トグラフ A G— B形) のっかみ に取り付け、 所定の温度にて 2 0 0 ««B/«in の引っ張り速度で 剥離したときの加重を渊定した β
[0089] Τ字剝離強度は拭料と基材との接着性を示す指標であり、 そ の値が大きいほど接着性が良い, 測定結果を第 2表に示す。
[0090] 第 2 表
[0091]
[0092] 比較例 4.
[0093] 第 3表に記載した組成比のグリ シジルメタク リ レー トースチ レンーメチルメ タク リ レー ト共重合休 (荒川化学製 : GMA 5 ) について G P Cより数平均分子量を、 熱重量分析により 5 %重量減少温度を測定した。 結果を第 3表に示す。 比較例 4、 5
[0094] 第 3表に記載した組成比のグリ シジルメタク リ レー ト一スチ レン一メチルメタク リ レー ト共重合体 (荒川化学製: G M A 6 ) について G P Cより数平均分子量を、 熱重量分圻により 5 %重量減少温度を满定した。 桔果を第 3表に示す。
[0095] 第 3 表
[0096]
[0097] 産業上の利用可能性
[0098] 本発明のポ ビュル系重合体は、 アミ ド基、 グリ シジル基と いった極性基を導入することによって、 染色性、 塗装性、 接着 性、 帯電性等が改良される, 特にグリ シジル基は機械的強度、 耐熱性を大きく向上させ、 特にボリスチレン等でばその熟分解 温度を乘躍的に上昇させることができる。
[0099] このような特性を生かして本発明のポリ ビニル系重合体は、 镞維、 フィルム、 発泡体の他、 広く成形品用途に利用が可能で め^ *
权利要求:
Claims請求の範囲
1. ビュルの操り返し単位数 2— 1 0 0 0偭あたりに、 下記 般式 ( I )
H-C-H
( I )
R-C-C-NHCflz-Ar
II
0
(式中、 A rはグリ シジルォキシ基を少なく とも 1つ以上有す る 一 C„の芳香族炭化水素基を示し、 Rは水素原子又はメ チル基を示す, )
で表わされるグリ シジル基を持つ構造単位 1悃を有するポリ ビ ニル系重合体,
2. グリ シジル基を持つ構造単位が下記式 ( Π )
で表わされる請求項 1記載の重合体 *
3. (A) ビニルモノ マーと、 (B) 下記一般式 (H)
CHr=C-C-NHCH¾-Ar
I I! (I)
fi 0
(式中、 A r、 Rは、 一般式 ( I ) の場合と同じ)
で表わされるグリ シジル基を持つ化合物とを、 ( C) ラジカル 重合開始剤を用いて共童合体させることを特徴とするポリ ビニ ル系重合体の製造方法,
4. (A) ビュルモノマーと、 (D).ォレフィ ンモノマーと のモノ マー混合物あるいは共重合体に対し、 (B ) 下記一般式 ( ! )
β ひ
(式中、 A r、 Rは、 一般式 ( I ) の場合と同じ)
で表わされるグ シジル基を持つ化合物を、 ( C) ラジカル重 合開始剤を用いて、 共重合あるいはグラフ ト付加させることを 特徴とするポリビニル系重合体の製造方法 ·
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
US4804706A|1989-02-14|Process for the preparation of maleimide copolymers and thermoplastic resin composition using the same
US3652726A|1972-03-28|Thermoplastic compositions
EP0006291B1|1982-10-27|Blends of a polycarbonate resin and interpolymer modifier and articles formed therefrom
JP2794032B2|1998-09-03|スチレン系樹脂用のコアーシェル型耐衝撃性改良剤
JP5350683B2|2013-11-27|ニトロオキシド存在下の制御されたラジカル重合で得られるブロック共重合体を含む耐衝撃性に優れた材料の製造方法および使用
US6849689B2|2005-02-01|Rubber-reinforced thermoplastic resin and rubber-reinforced thermoplastic resin composition
US6380304B1|2002-04-30|Mass polymerized rubber-modified monovinylidene aromatic copolymer compositions
Nishi et al.1985|Complex-forming poly |: poly | interpenetrating polymer networks. 1. Preparation, structure, and viscoelastic properties
EP1333059B1|2006-05-17|Polyacetal resin composition and metal insert molding
AU2003277699B2|2007-04-19|Thermoplastic resin composition having improved external appearance and excellent weatherability
USH521H|1988-09-06|Thermosetting polysulfones
CA1258933A|1989-08-29|Polyorganosiloxane-base graft copolymer and processfor producing same
US2958673A|1960-11-01|Graft polymer and method of making
EP0193317B2|1993-01-27|Silane-crosslinkable copolymer compositions
US4486572A|1984-12-04|Synthesis of amphiphilic block copolymers and networks
CA1159190A|1983-12-20|Method of manufacturing a graft copolymer comprisingpolyphenylene ether
US3655824A|1972-04-11|Rubbery acrylic resin composition containing a resinous 4 4'-dioxy diarylalkane polycarbonate
US6090902A|2000-07-18|Organopolysiloxane-modified graft copolymers
EP1398348B1|2006-08-09|Thermoplastic compositions providing matt surface
EP0445601B1|1996-05-22|Teilchenförmiges Pfropfpolymerisat mit verbesserter Haftung zwischen Pfropfgrundlage und Pfropfhülle
JP2005515281A6|2005-05-26|ニトロオキシド存在下の制御されたラジカル重合で得られるブロック共重合体を含む耐衝撃性に優れた材料の製造方法および使用
EP0186826B1|1990-03-14|Ternary combination of acrylate-styrene-acrylonitrile terpolymer, poly methyl methacrylate and polycarbonate
EP0412370B1|1993-12-29|ABS-Formmassen mit verbesserter Streckspannung
US6623855B2|2003-09-23|Ethylene-vinyl acetate copolymer waxes
US5073447A|1991-12-17|Polypropylene-based resin composition
同族专利:
公开号 | 公开日
CA2074721A1|1992-05-31|
EP0513373A1|1992-11-19|
EP0513373A4|1993-04-21|
JPH04202513A|1992-07-23|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1992-06-11| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): CA US |
1992-06-11| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): BE DE FR GB IT |
1992-07-27| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 2074721 Country of ref document: CA |
1992-07-28| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1991920638 Country of ref document: EP |
1992-11-19| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1991920638 Country of ref document: EP |
1997-02-22| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1991920638 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
[返回顶部]